心理カウンセラーになるには?

現在、日本のうつ病患者の総数は1千万人に上ると言われています。それだけでなく、不登校、引きこもり、ニートなどなど、若者から高齢者まで、今ほどメンタルケアの必要性が語られる時代はありません。

 

このような時代を反映して、心理カウンセラーの需要は多く、職種としての注目も高まり、志望する人びとが増えています。心理カウンセラーへの道には、どのようなものがあるのでしょうか。

 

まず、学歴としては、最低限、大学を卒業した学士であることが必要です。心理学系の学部・学科を選択し、条件に合った科目を履修することが早道です。大学への進学が難しい場合、放送大学などの通信教育学部などで学ぶことも可能です。

 

ひと口に心理カウンセラーと言っても、さまざまな呼称がありますが、現在、最も正統的な資格とされているのは、「臨床心理士」(公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会認定)です。

 

臨床心理士になるためには、大学で所定の心理学の単位を履修し、さらに指定大学院を修了した上、所定の臨床経験が必要になります。

 

高度な心理学的知識と技能を身につけるために、修養年数はかかります。それだけに、信頼に足る心理学の資格として、多くの求人の要件とされています。ほかには、さまざまな団体が主催する数多くの民間資格があります。

 

1.大学・大学院・公的機関等による資格(民間資格を含む)…臨床心理士・学校心理士・臨床発達心理士・産業カウンセラー・認定心理士など

 

2.学会(日本学術会議指定)認定(民間資格)…応用心理士・認定カウンセラー(日本カウンセリング学会)・音楽療法士など

 

3.民間法人・団体認定(民間資格)…NLPプラクティショナー・認定カウンセラー(日本カウンセリングセンター)など

 

資格取得には、講義の受講と試験があるものや、条件を満たせば申請だけでよいものもあります。心理カウンセラーになるためには、これらのの資格のうち、何が自分にとって役立つかを、しっかりと見定めることが大切です。